〈動機,経緯〉
当社,西尾レントオール鰍ヘi-Construction,ICT施工に注力しており,昨今の流れに合わせて,より一層測量の知識が必要となってきました。
そのため,社をあげて測量士補取得に向け,通信教育受講等のバックアップ体制を取ることを知り,チャンスと思い申し込み,受講しました。
〈試験に向けての対策〉
測量士補の試験は,法規,基準点測量,水準測量,地形測量,写真測量,地図編集,応用測量の項目に分かれており,
問題集の分厚さを見ると高い壁に感じてしまいますが,まずは,試験の全容を把握するために,通信教育のテキストを流し読み,
各項目の問題を解いていくと, 計算問題等の苦手な分野が出てきますので,苦手な分野を重点的に,数をこなしていきます。
また,通信教育に加え,受験者向けの社内合同勉強会の開催があり,他の受験者と進捗確認しながら進めることができて,
モチベーションアップにもなりました。
試験の結果,当社内で,私を含め測量士補試験合格者34名【既取得者含め49名】となりました。
〈これから受験される方へ〉
測量士補は,全景を把握し,テキストの問題を繰り返し解くことが合格への鍵になると思います。
試験本番まで時間があると,どうしてもモチベーションが下がるかもしれませんが,自分の勉強に割ける時間を考え平日の夜や休日の日中等,
時間は短くても,テキストを開く癖をつけると良いと思います。
添削問題の疑問点を一点ずつ解消し,問題集をこなしていくと不安が無くなっていきます。
本番は落ち着いて,問題を良く読み,取れる問題は確実に取っていけば結果に繋がると思います。
〈まとめ〉
測量士補の資格を取得することで,自信にも繋がり, 視野が広がりました。
現場に出ている施工業者様との何気ない会話から,どのように測量されているか等,コミュニケーションが取れますし,
より深く知りたくなります。
今後も得た知識を更に広げていきたいと思います。
最後に,協会の皆様,ご協力頂いた方々に感謝致します。
宇都宮 慎さん(2017年 測量士補 合格 通信講座受講生)