数年前から、位置情報サービス関連の仕事に携わり、GPSや地図関連情報に接する機会が増え、
この分野の原点にある測量技術に興味を抱いたことが測量士に挑戦するきっかけでした。
未知の分野故に、士補それから士と段階を踏むか迷った末、どうせやるならと思い、士の挑戦を決意しました。
私の唯一の勉強法は『継続は力なり』です。8月から開始し、夏季/年末年始/5月連休や土/日/祝日/休暇は4時間以上、
ウィークディは1時間以上、さらに常時テキストを携帯し、暇が出来れば即テキストを開く、の学習法を心がけたつもりです。
受験関連情報は巷に皆無で、日本測量協会殿の情報(平成15年度のテキスト、通信添削講座、答案練習セミナー)のみを頼りにしました。
講座開始時配布の平成16年度テキストを開き、15年度版からの更新部分の多さにはびっくりしました。
削除部分の学習工数が徒労に思え落胆した一方、出題傾向に合わせ年度毎の改版を重ねる協会殿の努力に感謝する気持ちも沸いてきました。
テキストは最新であるべきということを、ここで痛感しました。
添削解答の提出は、目標日前後にはほぼ提出できましたが、この提出には毎回苦しみました。
想定した計画では、テキストと過去問を十分勉強した後、一切何も参考とせず問題に挑み、解答を提出することでしたが、
問題が難しくその様な段階まで到底至らず、テキストと過去問を常に参考にし何とか解答を導くレベルであり、
それでも理解できない問題がでてくる有様で、挫折せず完了できたことは我ながら驚きになっています。
それに比べて、添削結果の返信待ちは、総合結果の点数、正解/間違いに対する諸先生方の個性に富んだ添削内容、
気持ちを前向きにさせる誉め言葉(すばらしい出来!、Excellent!、等々)に毎回わくわくし、小学生に戻った様な楽しみがありました。
答案練習セミナーにも参加しました。試験に重要な分野、重要でない分野、試験時の心構え等々実試験時の実践的な
ノウハウも含めた講義を受講させて頂きました。
そして、受験日を迎えました。午後の試験は、測図測量と地図編集を選択しました。
この選択は皆が悩む所でしょう。実作業経験皆無での選択にも関わらず、私にとっては成功したのでしょう。
自己採点では合格ライン線上ギリギリと思っていたので、合格発表に名前があった時うれしさがこみ上げて来ました。
答案練習セミナーの某先生のお言葉『試験は合格しさえすればいい。』を噛みしめた次第です。
50歳代での合格は、運を味方にしたと同時に最良な教材、講座、セミナーを提供いただいた日本測量協会殿の諸先生、
職員の皆様のおかげだと思い感謝しております。合格のみに満足せず今後も自己研鑽に勤め測量士を自負できる自分であり続けたいと思います。ありがとうございました。
野田 陸人さん(2004年合格 通信添削受講生、答案練習セミナー受講)